映えの概念が変化!?第2弾 ~映えの未来を予測~【特集】

みなさんこんにちは!

前回に続いての登場!

関西ワカスタの紺田ゆうへいです。

はじめに

「インスタ映え」の概念を分析していくこの企画

前回の記事では、映えの昔と今を比較することでワカモノにとっての映えがどのようなものなのか分析しました!

前回確認した今と昔のインスタ映えの特徴を表にまとめてみました。

👇前回の記事はこちらから👇

映えの概念が変化!?第1弾 ~昔と今の映え比較~【特集】

第二弾の今回は映えが変化した理由を掘り下げて、映えの未来を予測します!

【変化した理由】

インスタ映えに急激な変化が訪れたのはどうしてでしょうか?

その答えは、「インスタ疲れ」「ストーリー性重視」「チル」の到来です。

「インスタ疲れ」→脱力感

インスタ疲れとはインスタグラムでのコミュニケーションによる気疲れを表す言葉です。

インスタ疲れには2つの種類があります!

・投稿する側のインスタ疲れ

いいね数を稼ぐための写真を必死に撮ったり、いいね数が少ないと落ち込んだり、他人からの評価を気にすることへの疲れが具体例として挙げられます。

・見る側のインスタ疲れ

「インスタバエ」という言葉に象徴されるように、映えやいいね数を狙う投稿に対して、「同じような写真ばっかり」「いいね数を稼ぐために必死すぎる」という反発心がワカモノの間に共有されてきたのです。

👇インスタバエとは!?詳しくはこちら👇

ハヤリモノNo.13「インスタバエ」

2017年に「キラキラ系映え」が一大旋風を巻き起こすのと同時並行で、この「インスタ疲れ」という現象がどんどん広がっていきました。

その中で感度の高いワカモノが「他人とは異なる写真を撮りたい」との思いから、脱「キラキラ系映え」をはじめました

これが変化の最初の一歩です。

「エモい」→ストーリー性重視

「エモい」とは、感情が突き動かされる気持ちを表す形容詞で、英語の「emotional」が語源です。

言葉にできない気持ちを表すため多様な使い方をされますが、主に感傷的な気持ちを表すために用いられます。

この言葉の特性は、「エモい」の対象にストーリー性が要求されることです。

例えば、海辺の夕日とシルエットの写真も、ストーリー性がなければただの綺麗な写真に留まります。

しかし、「友達とドライブした時に偶然迷い込んだ海岸で夕日と海岸線の美しさに思わずシャッターを切った」などの背景が存在すると、とたんに「エモい」写真になるのです。

2017年頃からワカモノの間でこの「エモい」という言葉が流行し、価値観が浸透した結果、ストーリー性がインスタ映えの1つのテーマになりました。

今のワカモノはストーリー性を重視しているのです。

「チル」→日常

チルとは、くつろいだり、リラックスした状態を指す言葉で、英語の「chill out」に由来します。

実際には、ただリラックスするだけじゃなく、「気の置けない仲間と過ごす、心地良い日常」というシーンにおいてよく使われます。

鴨川のほとりで仲間とどうでもいいことを語り合ったり、シーシャカフェで友とグダグダ過ごしたり。

こんな状態を表すのが「チル」 なのです。

このように、チルとは非日常ではなく「日常」に価値を見出したワカモノに特有の言葉といえます。

この「チル」という言葉が2018年頃からワカモノの間で使われるようになり、日常の風景や何気ない写真を載せる風潮へと繋がっていきました。

ワカモノが日常を大切にしたいと感じはじめたことが、「インスタ映え」に大きな影響を与えたのです。

【変わらないもの】

しかし、インスタ映えの中にも変わらない要素があります。

それは・・・この2つです!

映えに対するマウント

オシャレに見られたい気持ち

「インスタ映え女子」「インスタグラマー」という言葉があるように、映えを実践できる人物は、ひとつのキャラクターとしてや、スキルが高い人物に見られがちなのです。

そのため、この「自分は良く見られたい」気持ちは変わらずにあるのだと考えられます。

【映えのこれから】

では、インスタ映えはこれからどのような方向へと向かっていくのでしょうか。

大きく2つの予想が立てられます。

①「エモ系映え」の流れが続く

2019年からインスタグラムでは他人の投稿のいいね数を見ることができなくなりました。

この取り組みは、いいね数に囚われるのではなく、写真や動画の内容そのものを楽しんでほしいという運営側の狙いがあるようです。

人々が他人の評価から自由になることによって、キラキラ系映えのために頑張る必要性はますます下がるので、エモ系映えの傾向が続くと予想されます。

②動画でのインスタ映えが流行する

2つ目は、5G時代を迎え、写真だけでなく、動画での映えが新たな境地を生み出すということです。

5Gが普及すると、通信速度が100倍以上早くなるため、動画のアップロードやダウンロードが今よりもさらに活発になると予測されています。

この5G時代の到来により、動画でしか伝えることのできない「映え」が主流となっていくのではないかと考えられます。

まとめ

2回にわたって”映えの概念”について分析してきました。

ここまで見てきたように、若者の間でインスタ映えの概念はどんどん変化してきています。

しかし、今も昔も変わっていないのが、インスタ映えを追い求める気持ちです。

「若者」も「若者じゃない人」も、自分なりの「インスタ映え」を見つけて楽しいインスタ生活を送りましょう〜!

 

文:紺田雄平 

編集:青木崇太朗